インプラント治療の手術法について

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インプラント治療

手術法

■インプラント治療には、一回法と二回法の二種類があります。

 

一回法は、一回の手術で治療することができ、二回法は二回手術を行います。

一回法

1回法

 

1回法

 

1回法

1. インプラント埋入予定の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを挿入。
3. アバットメントもしくは高さのないヒーリングアバットメントを
フィクスチャーに連結。
4. インプラントが骨にしっかりと固定された時点で、
アバットメントに最終補綴物を被せる。
メリット
* 一回法は、外科手術が一回で済むので患者さんの負担が少ない。
デメリット
* インプラントが骨と確実に結合するまでに細菌感染する可能性や、力がかかってしまいインプラントの骨結合に悪影響を及ぼす場合があります。
二回法

2回法

 

2回法

 

2回法

1. インプラント埋入予定の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを埋入。
3. フィクスチャーのネジ穴の部分をカバースクリューでフタをして、剥離した歯肉を閉じる。
4. インプラントが骨にしっかりと固定された時点で2次手術を行う。
5. 2次手術では歯肉を再度剥離しカバースクリューを外しヒーリングアバットメントと交換し歯肉を閉じる。
6. 2次手術後1ヶ月程度あけ歯肉の形が整った段階でヒーリングアバットメントをアバットメントと交換し、最終補綴物を被せる。
メリット
* 二回法は歯肉の中に完全に埋め込むので、治癒期間中に力がかからず、また、細菌感染の心配もありません。
デメリット
* 歯肉の切開を二度行う必要があります。
一回法と二回法のどちらを選択するか
一回法の場合は、一回の手術で治療することができますが、骨の高さや厚さが不足している場合などの骨増生が必要な場合は感染のリスクが高く、おすすめできません。

インプラント治療を受けられる方々は歯を喪失してしまっているわけですが、その原因は主に感染によるものです。つまり、歯周病、虫歯、根尖病巣、また歯根が折れた場合などです。

そのような原因で歯を失ってしまうと、当然歯周組織も失っており、理想的な位置にインプラントを埋めるためには、多くの場合このような骨増生が必要になります。

一回法と二回法については、現在やはり多くの場合は、二回法となることが多いです。

当然インプラントシステムも一回法のものだけ/二回法のものだけのシステムより、一回法、二回法のどちらにも対応できるインプラントシステムの方がよいと思われます。